明治ホールディングスの子会社Meiji Seikaファルマは、アメリカの製薬企業が開発した新型コロナに対する次世代mRNAワクチンの日本国内での供給・販売の提携契約を締結したと発表しました。今年の春にも厚労省に承認申請する予定です。

Meiji Seikaファルマは、アメリカの製薬会社「アークトゥルス・セラピューティクス」が開発した新型コロナに対する次世代mRNAワクチン「ARCT-154」の日本での供給・販売に関する提携契約を締結したと発表しました。

「ARCT-154」はオミクロン株などの変異株に対して有効性が期待されていて、少ない接種量でワクチン効果が持続することが期待されているということです。

Meiji Seikaファルマは今年の春にも「ARCT-154」の承認申請を厚労省に行う予定です。

医薬品の受託製造を行う「アルカリス」が福島県南相馬市に年間最大2400万回分の製造ができる工場を建設していて、今年8月にはMeiji Seikaファルマと連携して原薬製造を始めるということです。