2本のホームランに泣いたタイガース。打線もチーム防御率0点台のヤクルト投手陣を前に初回の1点のみ。岡田監督も「ピッチャーええなぁ。チャンスも作られへんかったからな」と甲子園開幕戦を白星で飾れなかったことを悔やんだ。

 試合に敗れはしたものの、去年までとは比べものにならない「大声援」が甲子園球場に帰ってきた。コロナ禍の取材しか経験していない筆者にとっては驚きの迫力。今シーズンのプロ野球を観る上で、1つ楽しみが増えた気がした1戦だった。