怪我に苦しむタイガーは3日目に神通力発動?あの男も登場
小笠原アナ:
そしてもう1人T.ウッズ(47・アメリカ)ですね。2オーバー、カットライン上、ちょうど50位タイにいますが。
※ウッズは11番パー4までプレーし、1バーディー、1ボギーのトータル2オーバー。現在のカットライン上に位置している。

中嶋プロ:
耐えてる。本当に耐えてる。例えば今日の7番パー4とか、怪我の影響でドローであの斜面にぶつけられないんだ。だからカットショットしか打てなくて、右の林に入っちゃって、結局ボギーになっちゃったじゃない。自分の思い通りにできない不便さがあるけどそれでも耐えてる。
※ウッズは2021年2月に右足を粉砕骨折する事故を起こし、現在も足を引きずりながら歩くなど、痛みが残る中プレーをしている。プレーでもふんばりがきかないことが多く、体の負担が少ないカットボールを多用。
※7番パー4はフェアウェイが左から右に大きく傾斜しているため、左に曲がるドローボールを放ちボールの勢いを相殺するのが定石。しかしウッズは怪我の影響でその球が打てないので右の林にボールを入れてしまいボギー。
次の8番パー5でバーディーをすぐとって9番パー4もナイスショットのセカンドがグリーンを出ちゃって。だけどぴったりと、入りそうなアプローチをする。
11番パー4もそうだよね。もうあの耐えてるのがどこかで、ご褒美が来るんじゃないかと。
※9番パー4ではセカンドでナイスショットを放つが、バックスピンが少しかかり過ぎ、グリーンの手前までボールが戻ってしまった。
※11番パー4でもグリーン右に外してしまうが、アプローチを約1mまで寄せた。
小笠原アナ:
ただね、残ってるホールもありますので、明日はタフな1日になるんじゃないかなって。歩くことに難儀してるわけじゃないですか。そこの心配がすごくありますね。残りのホールはまだいいんですけど、また次の18ホールってどうなんだろうって。
※3日目は第2ラウンドの残りホールと第3ラウンドを行う予定。
中嶋プロ:
そこはもうタイガーの神通力を信じるしかないんじゃない。タイガーならやってくれるんじゃないかと。
小笠原アナ:
さあ明日は第2ラウンドの残りのホールがありますが、決勝の2日間に入っていきます。どうなんでしょうね。このままではいかないと。
中嶋プロ:
いかない。ケプカもこのままいかない。だから解説楽しみだよね。もう1人来るから助っ人が。
小笠原アナ:
もう待ってますよ。皆さん待っててください。
中嶋プロ:
宮里優作プロ(42)の解説も入ってくるからね。涙のトリオで。
※2021年に松山が優勝した際、中嶋プロ、宮里プロ、小笠原アナの3人は感激のあまり涙を流しながら実況と解説を行った。
小笠原アナ:
明日の放送が終わったら、3人並ぶんですねここに。
中嶋プロ:
「泣きの3人」が揃いますから。
小笠原アナ:
自分で泣きって言っちゃうんですね。本当に楽しみな3日目になると思います。日本人はもう予選通過間違いなくですね、2人通ってくると思いますのでね。明日もお楽しみに。中嶋プロありがとうございました。