ゴルフのメジャー今季初戦マスターズの2日目は悪天候のためサスペンデッドに。2年ぶりの優勝を目指す松山英樹(31)は8番までプレーし、2バーディーのトータル3アンダーで18位タイ。昨季の日本ツアー賞金王・比嘉一貴(27)は14番までプレー、、2バーディー、2ボギーのトータル4オーバー56位タイとなった。現状のカットラインは2オーバーとなっている。解説を務め、マスターズに11回出場した中嶋常幸プロ(68)が2日目を振り返り、3日目の展望を語った。
■松山の2日目
18位タイ、3アンダー
前半|ー|〇|ー|ー|ー|ー|ー|ー| |
後半| | | | | | | | | |
■比嘉の2日目
56位タイ、4オーバー
前半|ー|〇|ー|△|ー|ー|ー|〇|ー|
後半|ー|△|ー| | | | | | |
まさかの倒木!2日目がサスペンデッドに
小笠原亘TBSアナウンサー:
今日も恒例となりました放送後の反省・・・反省することはないですね。
よろしくお願いします。
中嶋プロ:
反省(笑)ずっと反省だよ。
小笠原アナ:
すいません。 今日どうするんですか。ホールアウトしてないんですよ。
39人がセカンドラウンドを完了できていないのに。
※この日は2度、悪天候で競技が中断となり、2回目の中断直前にはコース内の木が強風により根こそぎ倒れる事故が発生。2日目はサスペンデッドとなった。

中嶋プロ:
当然でしょう。見たでしょう。木が倒れるシーンを。
小笠原アナ:
笑っちゃいけないんですけど、これにはびっくりしました。
中嶋プロ:
パトロンがいないときだったら良かったけど、パトロンがいるときに倒れたから、よくけが人が出なかったと思う。
小笠原アナ:
本当ですね、あの木は生き生きとしてて、折れるときはメシメシメシっていう感じですかね。ゆっくり倒れてましたね。
中嶋プロ:
あれ多分15番にいた比嘉君は見てるよ。気づいてると思う。あーって感じだと思うよ。
※比嘉は木が倒れた際、間近の15番パー5のグリーンをプレーしていた。
小笠原アナ:
ちょっと何かワーッ、キャーなんか声が出たんですかね。
中嶋プロ:
ホールインワンの歓声とは違ったよね。大木が倒れるシーンと松山の9番の入りそうなアプローチ。現場で見たかったねえ。
※9番パー4でセカンドショットがグリーン手前に止まった松山だが、3打目をチップインしそうになるナイスアプローチを見せた。パーパットを打つ前に中断。
小笠原アナ:
木が倒れるのをですね。おそらくあのシーンは、我々はスタジオの中にいて見れませんね。
中嶋プロ:
あれは見れないんだ。
小笠原アナ:
ということはラウンドリポーターの喜入アナウンサーはちょっとメシメシなのか、キャーなのか聞いたかもしれないですね。幸いにして本当に怪我人がいなかったということで、選手もちょうど16番パー3と18番パー4に向かってたっていうんでね。
中嶋プロ:
メシメシで気がつかないと、直前で気づいていたらもうアウトだと思う。だからメシメシでおかしいと思ってね。サッと逃げないと。だからあそこにいたパトロンの人たちも、反射神経よかった。あれはもうやっぱり人間力と運が良かったから、怪我人がいなかった。
小笠原アナ:
どっちに倒れるかなんてわからないですよね。
中嶋プロ:
風下は危険だよね。
小笠原アナ:
日本で見るような木の高さじゃないですからね。すごいんですよね30mぐらいあるんですよね。
中嶋プロ:
現場にいたかった。