8歳の女の子が抱いた壮大な夢。まずは木工作業を体験してもらおうと、向かった先は新潟市中央区。住宅の建築や設計などを手がける「モリタ装芸」です。協力してくれたのは、ここで家具職人として働く樋口晃太さん。七海さんが挑戦するのは、釘などを一切使わない踏み台作りです。

一級家具製作技能士の樋口さんたちが、日頃から家具を作る際に気を付けていることは…
【モリタ装芸 樋口晃太さん】
「家具によっても違いますが、基本的にはビスとかは隠すように仕上げている。きれいに仕上がっていると見た目もいいですし、長く使ってもらえるとうれしい」
家具は日常的に使うため、金具が出ていると衣服などを引っ掛けてしまう恐れがあります。そのために使用する金具はできる限り隠して、使い心地を一番に考えています。

モノづくりには欠かせない道具についてもしっかり学びます。
【モリタ装芸 樋口晃太さん】
「これはインパクトドライバー。大工さんが一番使う便利な道具だけど、使い方を間違えると大けがをしたり。けがは一番したくないことなので…」
踏み台作りもいよいよ終盤。毎日使い続けても壊れないようにと、しっかりと各パーツを固定していきます。
後日、七海さんのお母さんの由香利さんから、自宅の洗面台で自作の踏み台を毎日使っている様子が送られてきました。
