JR西日本の長距離特急列車「WEST EXPRESS銀河」。
今シーズンの山陰コースの運転が始まり、4日、約半年ぶりに山陰に姿を現しました。

4日午前8時すぎ、島根県安来市にあるJR安来駅。ホームに瑠璃紺色の車体が滑り込んで来ました。

「WEST EXPRESS銀河」はシーズンごとに行き先を変えていて、今年は4月から8月10日まで、伯備線を経由して京都駅と出雲市駅の間を夜行特急として走ります。

停車時間を生かした途中駅での歓迎のおもてなしも銀河の楽しみの1つ。
このうち安来駅では、地元の安来節保存会らが唄とどじょう掬い踊りを披露しました。

大阪からの乗客
「寝台特急っていうのが結構楽しみで」
大阪からの乗客
「楽しかったです。最高でした。中で占いとかやってもらいました」

また、今シーズンは、列車内のフリースペースに山陰の伝統工芸品を展示するミュージアムが登場したほか、観光大使らによる車内イベントも日替わりで開かれます。

さらに、専用のVRゴーグルで、美しい鳥取の星空を擬似体験できるようになりました。

今回新たに、片道上りの出雲市から大阪・京都コースが発売された「WEST EXPRESS銀河」。今シーズンも予約状況は好調ということです。