新しいキャンパスで希望に満ちた学生生活をスタートです。東北最大の私立大学東北学院大学では、新たに整備された五橋キャンパスで初めての入学式が行われ、新入生が学生生活の一歩を踏み出しました。

仙台市にある東北学院大学の五橋キャンパスで午前中に行われた入学式には、文学部、人間科学部、大学院の新入生688人が参加しました。

式では、大西晴樹学長が「自分の目標を見失うことなく充実した学生生活を送ってほしい」と新入生を激励しました。

新入生代表 小原慧さん:
「新たな時代を切り開く大学の一員として4年間の学生生活では研さんを重ねて、広い教養を身につけ、社会に貢献できる人物を目指し精進してまいります」

式は、新型コロナ対策として4回に分けて行われました。東北学院大学には今年度9つの学部と大学院にあわせて2900人が入学しました。

小野寺穂実記者:
「すべての建物が廊下でつながっているこちらの新キャンパス。こちらのガラス張りの講義棟には70の教室があり、新入生たちは開放感のあるこの場所で学ぶことができます」

市内中心部にある五橋キャンパスは、去年9月に完成。地上16階、高さ73メートルの「シュネーダー記念館」には、研究室や実習室のほか図書館などが設けられ学生の学びの中心となります。

五橋キャンパスでは、新入生を含む全ての学部の学生が学ぶ予定で、およそ1万1000人が利用するということです。

新入生:
「新しい環境ということでやる気がみなぎる」
「めっちゃきれいで勉強しやすいなと思った」


「高校の時はコロナ禍で制限されていたので、大学では勉強とプライベートを充実させて楽しみたい」
「野球関係に関する仕事に就きたいと思っているので頑張りたい」

新入生は、4月14日から五橋キャンパスでの講義に臨みます。