■MLB マリナーズ 3ー7 エンゼルス(日本時間4日、Tモバイル・パーク)
エンゼルス・大谷翔平(28)は敵地・マリナーズ戦で“3番・指名打者”で先発出場。2試合連続となる2号ホームランを放つなど5打数1安打2打点、開幕から4試合連続ヒット、3試合連続打点となった。
試合前には外野でマリナーズの球団特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんとあいさつを交わした。マリナーズ先発は昨季、“試合開始から24球連続ストライク”のメジャー新記録をマークしたG.カービー(25)。絶妙なコントロールが持ち味の投手に対し1回の第1打席、変化球で攻められカウント1-2と追い込まれ最後はチェンジアップを引っかけてセカンドゴロに倒れた。
3回、無死一塁で第2打席、2球で2ストライクに追い込まれるとそこから粘ってカウント1-2からの8球目、スライダーに上手く合わせたがショートゴロ併殺打。
2-2と同点の5回、無死1塁で第3打席、カウント1-0から真ん中のストレートを打ち損じて打席で首をひねる姿を見せた。その直後の3球目、低めの137キロのチェンジアップを完璧にすくい上げ、打った瞬間に“確信歩き”で打球方向を確認した。2試合連続ホームランは、8月30日ヤンキース戦以来となった。
7回、無死一塁の第4打席、マリナーズ3人目、D.カスティーヨ(29)の1球目、136キロのスライダーを積極的に打っていたがミスショット。サードファールフライに倒れ悔しそうにベンチに戻った。8回の第5打席は見逃し三振、大谷は5打数1安打2打点1本塁打で開幕から4試合連続ヒットに3試合連続打点、エンゼルスは3連勝となった。