ヘルメット着用以前に“危ない歩道”だった
桜が満開の城址公園。車が相次いで歩道を横切る一方、大勢の人たちが歩道を通行します。事故当日も似た状況とみられます。


通行人は:
「ぼくも何回も危ない思いしたことある。(車で)曲がる人が自転車を全然見てない。(駐車場に)少しでも入りたい入りたいというので、見ているところ違うのでは。左折してからブレーキをかける人もいる」


現場を良く通る人によると、自転車や歩行人をよく見ていない車もあり、“危ない歩道”だといいます。

ヘルメットをかぶっていたかどうか以前に、頻繁に自動車が横切る歩道の警備は万全だったのでしょうか?
城址公園の駐車場を管理する富山市管財課は「車が歩道を横断して駐車場に入る形はどこも危険だと思っている」と危険性があることを認識しているとしたうえで、「あくまで駐車場を管理していて歩道は守備範囲ではない」と話しています。

駐車場から“出る”車については、ランプで歩行者に注意を促しているそうです。駐車場に“入る”車についても、歩行者の安全を守る対策が必要ではないでしょうか?