200人が集まった閉校式典…50年以上前の卒業生も

 2日後の3月26日、校舎は卒業生や地元の人で賑わっていました。閉校するにあたって式典が開催されることになり、約200人が集まったのです。
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 (卒業生 昭和46年卒)
 「(私たちは)同級生です。50年ぶり。寂しいものが募るけど、時代の流れで仕方がないかなと…」
 
 (江住小学校で過去に勤務した教師)
 「私は6年間くらい勤めた。働きはじめの学校で、思い出もすごくいっぱいあるのでやっぱり寂しいなあという気持ちはありますね」
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 校歌や『ふるさと』の合唱が行われた後、江住小学校を代表して光ちゃんが心を込めて感謝の気持ちを伝えます。

 (江住小学校・児童代表 山形光ちゃん)
 「150年続いた江住小学校ときょうでお別れです。ここには江住小学校に通ったみんなの思い出がたくさんつまっています。お日さまの光できらきら輝く海が見える江住小学校に通ったことは、私の自慢です。そんな江住小学校とお別れするのはとっても寂しいです。でもここで頑張ることができたから、きっと周参見小学校でも頑張ることができると思います。ありがとう江住小学校、さようなら江住小学校」
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 150年という長きにわたり、子どもたちを見守り続けた江住小学校。これからもみんなの心の中に、“ふるさと”として残り続けることでしょう。