日本陸上競技連盟は3日、5月21日に日産スタジアムで行われる「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」の男子やり投、女子やり投に出場を予定している6人を発表した。
女子やり投には、2022年世界陸上オレゴン銅メダリストで日本記録保持者の北口榛花(25)が出場。北口は9月のダイヤモンドリーグファイナルで日本人初の表彰台(3位)にあがるなど世界トップレベルの実績を残している。
同じく世界陸上オレゴンに出場した武本紗栄(23)、上田百寧(23)も出場する。
男子やり投げには、ディーン元気(31)が出場。2012年のロンドン五輪以降はケガに悩まされ、世界の舞台から遠ざかっていたが2022年の日本選手権で10年ぶりの優勝を飾ると、8月の世界陸上オレゴンでは決勝に進出し復活を果たした。
「セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜」は、ワールドアスレティックスが主催するダイヤモンドリーグ以外の世界最高となるシリーズ「ワールドアスレティックスコンチネンタルツアーゴールド」として開催される。
ここまで同大会にはその他、女子1500mの田中希実(23、ニューバランス)、男子3000m障害の三浦龍司(21、順天堂大)男子走幅跳の橋岡優輝(24、富士通)らの出場が発表されている。
【男子やり投】
ディーン元気(31、ミズノ)
自己ベスト84.28m 22シーズンベスト82.34m
小椋健司(27、栃木スポ協)
自己ベスト81.63m 22シーズンベスト80.25m
﨑山雄太(26、愛媛陸協)
自己ベスト80.51m 22シーズンベスト80.51m
【女子やり投】
北口榛花(25、JAL)
自己ベスト66.00m 22シーズンベスト65.68m
武本紗栄(23、佐賀スポ協)
自己ベスト62.39m 22シーズンベスト 60.84m
上田百寧(23、ゼンリン)
自己ベスト61.75m 22シーズンベスト61.20m