各地から桜満開の便りが届いています。

広がる長い枝に咲き誇るさまはまさに圧巻。日本最大級の群植地という、鳥取県倉吉市のシダレザクラが今、見ごろを迎えています。

齊尾和之 記者

「ご覧ください、見事な枝ぶりに、きれいな花。敷地内には100本を超えるシダレザクラが植えてあるということです」

倉吉市、天神川沿いにある複合施設「伯耆しあわせの郷」の敷地にある「しだれ桜の里」です。

1991年に、施設にシダレザクラが寄贈されたのが始まりで、現在およそ120本が群生しています。

伯耆しあわせの郷 鵜沼信晴 館長

「こんな素晴らしい所があるなんて知らなかったと、大変感動して帰られます」

今年は例年より、2週間ほど早く咲き始めたということで、今がちょうど見ごろ。

多くの花見客が次々と訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。

見物客は

「感動ですね。日本の春は本当にきれいだなと思います」

ピークは今週末ですが、しばらくは花を楽しめるということで、4月9日には「しだれ桜の里まつり」が開かれます。