【服装で花粉対策 オススメは化繊のつるつる素材?】

花粉症の流行が続く中、身近にできる対策の例として永田院長が挙げるのは服装の工夫です。

ながたクリニック 永田理希院長
「玄関前で服に付いた花粉を払い落してから室内に入る。うがいや洗顔で花粉を洗い流すと効果的。一般的にウール素材は花粉が付きやすく要注意。できるだけつるつるとした凹凸のない素材の服を選ぶのが良い」

このほか、髪の毛にも花粉が付くため、外では帽子をかぶるようにして、家に入る前に外すことも花粉対策には大切だといいます。そして、衣類以外にも布団を外で干したい場合にはなるべく花粉の飛散量の少ない午前中が良いとのことです。

【雨の翌日は花粉が2倍?気象条件で変わる花粉症】

さらに、雨が降った翌日にも注意を怠ってはいけません。

ながたクリニック永田理希院長
「雨の降った翌日は、雨で花粉はバーっと下に落ちるが、その翌日に天気がいいと乾燥した花粉が下から舞って、飛散もする。だから花粉は2倍になる」

花粉が飛びやすいとされている気象条件は
(1)晴れまたはくもりの日
(2)前の日に雨が降った日
(3)日中の最高気温が15度以上の日(高すぎると少ないことも)
(4)湿度が低く乾燥した日など

気象条件をもとに、花粉対策を心がけることもできます。