ミャンマーの軍事政権が、民主化の指導者アウン・サン・スー・チー氏の率いる政党の解散処分を発表したことを受け、党は、軍を非難する声明を出しました。

ミャンマー軍は28日、スー・チー氏の率いるNLD=国民民主連盟について、軍が制定した政党登録法に基づく期限内に届け出がなかったとして、NLDの解散処分を発表しました。

これを受け、NLDは29日に出した声明で、「軍事政権の行動に正当性はなく、軍の統制下にある選挙管理委員会は合法的に設立された政党を解散させる権利もない」と強調。

また、「クーデター以降、軍は国民の期待を裏切り、スー・チー氏を不当に投獄している」としたうえで、「1235人の党員が拘束され、63人が理由もなく殺害された」として軍による弾圧を非難しました。

一方、日本政府は29日、「事態の改善がさらに困難な状況になることを深刻に懸念する」と表明し、ミャンマー軍に対してスー・チー氏らNLD幹部の即時解放や暴力の即時停止を求めました。