
小林康秀 キャスター
「原爆ドーム、原爆慰霊碑をまっすぐに結んだ線を北に進めていく、こうした軸線が続いていきます。ここが、「ピースプロムナード」という場所です」

「ちょうどこの下、石が埋められているんですけど、これは、広島電鉄の路面電車の被爆敷石ですね。各所に埋められています」

「そして、その向こう、クレーンが見えるかと思います。サッカースタジアムが新しく造られていますが、そこにこの道がつながっていくわけです」

隣りで建設が進む新サッカースタジアムの開業も1年後に迫っています。

企業グループは、ゲートパークのオープンで紙屋町や基町など周辺エリアとの回遊性が高まると期待しています。

ゲートパークの共同事業体 代表
NTT都市開発 中国支店 荒木浩文 副支店長
「今度できる(サッカー)スタジアム、中央公園ひろば、広島城、都心の商業施設の方へ回遊を高めていくような場所にしていきたいと思っている」

回遊性を高めるため、周辺エリアで共通イベントを開くなど仕組みを考えたいとしています。

「ひろしまゲートパーク」のオープンは3月31日。かつての球場と同じように世代を超えて広島の人に愛されるスペースになるかどうかが、鍵となります。
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― ゲートパークのメインである「中央イベント広場」。これまでも旧球場跡地時代に暫定で大型イベントが開催されて1日に数万人という集客があったこともあり、人の流れが期待できそうです。
― ゲートパークのオープンをきっかけに回遊性が出て、紙屋町・八丁堀・基町を含めた広島市中心部ににぎわいが出たらいいですね。“オソト文化” という面でも中心部に屋外でのんびりできるところが少ないので、うれしい。オフィスの方々、お昼にお弁当食べたり…などの風景が生まれそうです。