今年度で閉校する新潟県糸魚川市の木浦(このうら)小学校で、25日に閉校式が行われ、在校児童や教職員をはじめ、学校活動に尽力してきた地域のボランティアらおよそ100人が見守る中、木浦小学校の校旗が、中嶋里子校長から糸魚川市の米田徹市長に手渡されました。

明治35(1902)年の創立以来、120年の歴史を紡いできた木浦小学校。
全校児童数が最も多かったのは1958年の380人でしたが、今年度の児童数は9人です。

【2年生】
「児童数は少ないけど『仲が良い』のがいいと思います」
【5年生】
「学校に『ありがとう』という気持ちで、いろいろな行事をしました」

在校生と共にOBや地域の人らは、“最後の校歌”を歌いながら木浦小学校との最後の別れを惜しんでいました。

4月から在校生は、統合先の「能生(のう)小学校」で新たなスタートを切ります。