公民連携 主役は民間の企業や個人
そして、清山市長が掲げるもう一つの柱が「公民連携」。その要となっているのが今年度新設された「都市戦略課」です。
(職員)
「交通関係を担当しています」
「私が担当しているのは、移住とふるさと納税、公民連携ということでやっています」
清山市長が民間と連携しながら進めていきたい様々な事業を担当する部署のため、異なる分野の業務がこの「都市戦略課」に集約されています。

(宮崎市 清山知憲市長)
「私は、いろいろなネタを投げかけるんですけど、『これは、いったい、担当課はどこだよ』というような話題もよくあるんですが、『とりあえず都市戦略課で受けて考えてくれ』というようなっちょっと無茶ぶりもあります。主役は民間の企業や個人であって、我々はそのお手伝いとして何ができるかと」
課題は目に見えにくい市民生活の中に
この3か月で目に見える形での改革を打ち出している清山市長ですが、「力を入れていくべき課題」については目に見えにくい市民生活の中にあると話します。

(宮崎市 清山知憲市長)
「児童福祉や虐待の問題であったり、もしくは高齢者の福祉、介護、そういう問題に関しては、やはり民間の方々ではどうしても手が出せない。本当の意味で困っている市民の皆さんのために、できることを探していきたいし、職員の専門性を高めていきたいと思っています」
最年少市長が打ち出す「清山カラー」。
それによって宮崎市はどのように変わっていくのか。今後のかじ取りに注目です。
※MRTテレビ「Check!」5月6日(金)放送分から