“どぶろくスタイル” その土地の農産物を活かす

長崎の人にもっとどぶろくの魅力を知ってもらおうと、今月25日のオープンを前に日向さん夫妻は知人の店でイベントを開きました。

日向勇人さん:
「米だけでつくるどぶろくだけじゃなくて、地域の農産物を活用して酒にしていこうというのが、僕たちが芳扇堂としてやりたい取り組みたいテーマの一つ。
地域で出てくる野菜とか果物、旬のその時期にしか食べられないものって規格外──ちょっと傷がついちゃうとか、形が悪いとか。
だからこれって上手く有効活用するっていうのが、ある意味 “どぶろく的なスタイル”なんじゃないのかなと」

作り手が少ないことから長崎ではあまり馴染みのない酒でもあるどぶろく。

この日、初めて口にしたという女性は──

口にした人:
「ちょっと甘みがあって食感もあってすごく楽しい、お酒ってこういう楽しみ方もあるんだっていう。
ぜひここからいろいろ広がっていって、私もたくさんどぶろく色んな種類を楽しめればなと思いますね」