京都でも商業地は上昇 祇園周辺で上昇率は「6.3%」
京都府では、住宅地で0.7%、商業地で2.5%上昇したということです。住宅地での最高価格は京都市上京区室町通下立売上る勘解由小路町156番で67万円(1平方メートルあたり)で前年より1.5%上昇したということです。また、上昇率のトップは京都市上京区小川通一条下る小川町206番1で、7.5%上昇し価格は61万7000円(1平方メートル当たり)でした。京都市内での住宅地は1.2%上昇、利便性の良いエリア、居住環境が良好なエリアにおける需要は底堅いとみられているということです。
一方、京都府内の商業地については2.5%上昇、国内における人流の回復や入国制限の緩和を受けて観光客が増加しており、ホテル・マンション・店舗用地需要に回復傾向があり地価の上昇傾向が認められるということです。観光地では、祇園周辺が去年の横ばいから6・3%の上昇に転じました。国内観光客の回復傾向に加え今後、外国人観光客が増加するといういわば「先物買い」が背景にあるとみられています。
商業地の最高価格はJR京都駅周辺(京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町51番外)で880万円(1平方メートルあたり)で去年から3.5%上昇したということです。京都駅の東側では京都市立芸術大学の移転が今年10月に迫っており駅前では京都中央郵便局の建て替え計画が進むなど、再開発事業への期待から高い地価の上昇に繋がったとみられています。また上昇率トップは京都市下京区七条通間之町東入材木町481番で13.6%の上昇、価格は117万円(1平方メートルあたり)でした。














