4月9日に静岡県議会議員選挙の投票があります。県議会議員は具体的にどんな仕事をしているのか、みなさんご存じでしょうか?そして4月の選挙でポイントになることは何でしょうか?
<街の人は>
Q.県議会議員はどんなことが仕事だと思いますか?
「県民のために(仕事を)されていると思うけど、あまりよく分からない」
「県の大事なことを決めるところ?」
県議会議員の仕事について、静岡県議会議員を4期、そして初代牧之原市長も務めた地方政治のスペシャリスト、西原茂樹さんに聞いてみました。
<元静岡県議 西原茂樹さん>
「有権者のみなさんとかが病院を何とかして、うちの前の川が氾濫しちゃうからなんとかしてとか、そういう切実な話がいっぱいあるの。それを聞いて、県議会で何とか予算つけましょうよ、と議会で知事に質問する」
県議の役割はひと言でいえば、地域の声を県に届ける「パイプ」だそうです。県議会では、知事が提案するお金の使い道や計画をチェックするという大切な仕事もあります。
<元静岡県議 西原茂樹さん>
「大学ノートなんですが、言った先々で話を聞いて。これが私のすべて」
ずらりと並ぶ30冊以上のノートには県議時代に聞き取ったメモが記されています。
街の人は県の政治にどんなことを期待しているのでしょうか?
<街の人>
「(若者が進路で)大半の人が県外を選択し、結果として人口減少につながっているので、大学の学部を増やしてほしい」
「もっと観光客が来たらうれしいと思います」
静岡県民の声を、県の政治に反映する大切な選挙。34の選挙区から68人の議員を選ぶのですが、今回は選挙をしなくても当選者が決まる無投票の選挙区が「16」もありそうです。
静岡の政治に詳しい静岡大学人文社会科学部の井柳美紀教授は、この現状をどうみているのでしょうか。
<静岡大学人文社会科学部 井柳美紀教授>
「無投票当選になることで有権者が政策について判断する機会がない、つまり候補者に対して、民意が反映されているのかどうか、確認する場がなく当選するのが問題」
「異例の選挙戦」となりそうですが、川勝知事に対抗する勢力のバランスが注目のポイントだそうです。
<静岡大学人文社会科学部 井柳美紀教授>
「川勝知事の不信任に必要な51議席を自民党や賛同する勢力が獲れるかどうか。仮に51議席獲った場合、川勝知事と議会の緊張感は非常に高まる。今回の結果は、県政運営に結果次第では大きな影響を与えるのではないか」
「なり手不足」も課題ですが、静岡県議選の投票率もここ数年徐々に下がっています。2000年代は55%ほどありましたが、ここ最近は40%台と低い投票率が定着。関心が薄れているのが数字にも表れています。
有権者にとっては「自分の声」を届けるとても大切な機会。選挙戦の開始を告げる告示は3月31日です。
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