昔から落語ファンの男性
「非常に面白いと思っています。これを楽しみに来ました」
小川キャスター
「こういう取り組みはどんなふうに思いますか?」

1年前から落語ファンの女性
「今後も続けばいいなと。やっぱり友達が女の子が多いので誘いやすいので、次は友達も一緒に来たいなと思っています」
小川キャスター
「なかなかこれまでは出来なかったことなんですかね?」
1年前から落語ファンの女性
「やっぱり誘うきっかけにはなるかなと思います」
伝統芸能の世界で新たな挑戦をする桃花さん。実は落語界に危機感を持っているというのです。
「落語界に危機感」女性だけの寄席ナゼ?
小川キャスター:
実際に寄席を見せて頂いて、女性だけではあるんですけれども男だとか女だとかそういうことではないんだなと。すごく自然に違和感なく、すんなり入ってくる感覚が自分の中でもとても新鮮でしたし、一方で新作落語では婦人科検診をテーマにしたようなものもあって、女性として身近に感じました。
山本恵里伽キャスター:
私も以前桃花さんの落語を聞きに行ったときに、男性とか女性とか全く意識せずに見ている自分がいたので、そういった点ではそこまで男女って意識するものではないのかなと感じました。何よりも楽しそうですね!舞台に上がっている皆さんもお客さんも楽しそうだった。
小川キャスター:
今回、桃花さんが女性だけで寄席を行おうと思ったのはどうしてですか?

落語家 蝶花楼桃花さん:
コロナ禍で一旦、客席がガラガラという状況を目の当たりにして危機感を感じまして、寄席ならではの企画で新しいもので、またお客さんに戻ってきてほしいと考えたのが最初のきっかけですね。
小川キャスター:
お客さんがどんどん増えていってほしいという。落語界の危機というのがあったんですか?
落語家 蝶花楼桃花さん:
私はコロナ禍に真打になったんですけど、やっぱり数人とか本当にガラガラな時期がありまして。今はだいぶ戻ってきたんですけど、それでも以前のような盛り上がりはまだないので。
山本キャスター:
コロナ前にはまだ戻っていないですか?
落語家 蝶花楼桃花さん:
まだ戻っていないという感覚はありますね。
小川キャスター:
私が伺った時は公演が始まってまだ数日という段階だったので、従来のお客さんが多いなと感じたのですけど公演を通して変化はありましたか?
落語家 蝶花楼桃花さん:
10日間の興行だったので変化はすごく感じました。前半から段々しり上がりにお客さまが増えていったんですけど、その中で従来のお客さまプラス若い方とか、新規のお客さまがどっと増えた感覚が演者側にもありまして、新しい試みをして良かったなと思う点でしたね。
小川キャスター:
年齢や性別に関係なく幅広い人たちに落語が届けられたらと思いますし、落語界が変わっていくというよりは、新たな魅力がどんどん加わっていくのかなと感じました。
落語家 蝶花楼桃花さん:
ありがとうございます。そういった取り組みをどんどんしていきたいと思っております。
小川キャスター:
これからも楽しみにさせていただきます。














