■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™準決勝 日本代表ーメキシコ代表(日本時間21日、フロリダ州ローンデポ・パーク)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の準決勝で、侍ジャパンは4番ライトでスタメン出場した吉田正尚(29)が3点を追う7回に3ランホームランを放った。日本は09年以来3大会ぶり3度目の決勝進出へ起死回生の同点弾となった。
先発・佐々木朗希(21)が4回に2死一、二塁で、L・ウリアス(ブルワーズ)に3ランを浴び先制を許した。追いかける展開となった侍ジャパンは3点ビハインドの7回、2死から近藤健介(29)がヒットで出塁するとここでメキシコのピッチャーが交代。続く3番の大谷翔平(28)が四球で出塁し、2死一・二塁となるとこの日4番に入った吉田がカウント2-2からの5球目の138キロツーシームをライトポール際に放り込んだ。
吉田は今大会ここまで19打数9安打 打率.474、本塁打2、打点13。大会通算打点は13は2017年のバレンティン(オランダ)の12を上回りWBCの歴代最多となった。