東京都はきょう、全国で初めて、パラスポーツの競技レベル向上を目的とした練習施設を開設しました。

東京都がきょう開設した「東京都パラスポーツトレーニングセンター」は、障害者スポーツ=パラスポーツの練習施設で、専用のコートや競技用具を備えた体育館とトレーニング室が設置されています。

パラリンピック3大会連続出場 三浦浩さん
「今まで合宿など、ベンチ台を運んで設置していましたが、東京大会で使用されたパワーリフティング用のベンチ台が常設していただけました」

車いすバスケットボールやボッチャなど、22種類ある夏季パラリンピック競技のうち、11の競技を練習することができるということです。

東京都によりますと、パラスポーツの競技レベル向上を目的とした練習施設の開設は全国初だということです。

東京都は「障害のある人もない人もパラスポーツに親しめる場所にしていきたい」としています。