マスクの着用が「個人の判断」となって1週間が経ちました。マスクを外す人は増えているのでしょうか?街の様子を取材しました。
(渕雅顕記者)「マスクの着用が個人の判断となり、1週間が経ちました。街の様子には変化が見られるのでしょうか」
MRTでは、マスク着用のルールが緩和される前と後で、マスクをしている人としていない人の数を調査しました。
平日の同じ時間に同じ場所で200人を調べたところ、マスクを外している人は緩和前が17人。
緩和後の先週月曜日は47人でしたが、1週間後は、29人という結果に。
まだまだ「様子見」という人が多いようです。
(街の人)「周りの方がつけているので自分だけつけてなかったらいやだなと思って」
娘:「外だったら(周りは)結構みんな外している印象」
母:「私の周りはまだつけている」「学校はまだ(外す人は)増えていない」
こうした中、文部科学省は、先週金曜日、新学期からの学校でのマスクについて、着用を求めないことを基本とする方針を全国の教育委員会に通知しました。
実験や観察、それに合唱や調理実習を実施する際も十分な換気など一定の感染症対策を講じれば、マスクは不要としています。
また、給食も大声での会話を控えるなどすれば「黙食」は不要です。
こうした通知に教育現場は・・・
(西池小学校 衣笠高広 校長)「コロナ前の形にかなりの部分で戻ってくるのかなというのが印象です。基本的な行事とか授業とかでマスクを着用しない場面が増えるので、いろんな表情も伺えるし、学校の教育活動の上でも前に戻っていくんではないかというふうには思っています」
小学校生活のうち半分がマスク生活となった6年生の児童たちは・・・
(西池小学校6年・清田健さん)「マスクを外すことで部活とかも運動とかがしやすくなると思うので、部活を頑張っていきたいなと思ってます」
(西池小学校6年・藤本康汰さん)「表情をもっと豊かになって、みんなから好かれるような子になりたい」
(西池小学校6年・河埜陽花さん)「最初ら辺は少し気をつけてマスクの外すタイミングとかも考えて友達と会話とかをしたりしたいなと思いました」
(西池小学校6年・井上桜さん)「なんかいきなり外してもいいですよってなるとちょっと抵抗があります。周りが取ってれば取ろうかなって思ってます」
マスクのルールが緩和される中、実際の「脱マスク」へ向けた動きは、少しづつ進んでいきそうです。
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