移住してから幸せだと話す金光さんと栗田さん。今回、取材を受けたのは「ある思い」があったからだといいます。

金光さん「今こうして福島県で幸せに暮らしているということが、性的マイノリティであるどなたかの希望を持ってもらう要因になってくれればと思い受けました」

ゲストハウスで作業をする金光さん



一方で2人がカップルと知った宿泊客の反応は・・・

観光客「仲の良い2人で経営されているんだなぐらいにしか思わないので、別にそこにどういう関係だというのは特に気にはしていない」

観光客「オープンにされるのはすごく勇気いることかなとすごいなと尊敬する

観光客「すごく丁寧で素敵だなと感じた。いろいろな歴史とか風土を教えてもらってすごく楽しい話を伺った」

バンダイレイクサイドゲストハウス 泊まりに来た家族


金光さんも栗田さんともに口をそろえて言うのが「人に恵まれた」ということ。特別扱いされるのではなく、そのままを受け入れてくれる、そんな存在が2人を支えています。

金光さんの友人「カップルとしてすてきですね。うまく2人でビジネスをやっている」

2人の友人「金光さんとジュンさん(栗田さん)が同性愛者だろうが 2人の魅力は変わらない『ジュンのねこんなところが可愛いんだよ』って私にのろけてくることがありますね

2人の友人は「2人の魅力は変わらない」と話す。


過去には苦しい思いもした2人、まわりの理解があったからこそ、今は「楽しく、自分らしくありのまま過ごせている」と話します。

栗田さん「からかってきたりとかそういう嫌なシーンを感じる場面がないので、とても過ごしやすいです」

金光さん「もし(性的マイノリティだと)打ち明けてくれる方がいた場合は、ただ一言『自分を信じて打ち明けてくれてありがとう』と言ってもらえれば救われると思う」