NTT西日本が諸塚村などと共同で実施しているICTを林業に活用した実証事業の成果発表会が開かれました。

NTT西日本はおととし4月に、諸塚村や宮崎大学などと「諸塚村森林・林業DX推進協議会」を設立し、ICTを林業に活用した実証事業に共同で取り組んでいます。

17日に開かれた発表会では、諸塚村の民有林あわせて180ヘクタールがCO2排出削減量などを国が認定する「Jークレジット」に登録されたことなどが紹介されました。

(NTT西日本宮崎支店 桑畑秀哉 支店長)「小口の民有林が非常に多いので、それを集約してJークレジットに登録できたというのは大きな進歩だったと思っている。宮崎の中で広げていくのは当然大事だが、そこから先全国さらには世界にこのノウハウを展開していきたいと思っている」

集約化された民有林が「J―クレジット」に登録されるのは全国で初めてとなっています。