米ロ緊張で中国・習主席のロシア訪問が大注目
―――米ロ間の緊張の高まりで、より効果的になってくるのが、中国の習近平国家主席のロシア訪問。今月20日から22日までロシアを国賓として訪問するという話が入ってきました。
中村逸郎筑波大名誉教授: 偵察機を落とされたのが火曜日。その翌日に習近平国家主席がロシアを訪問するというニュースが翌日に出てきたんです。ネタ元はどこかといいますと、やはり中国の外務省の職員がロシアの国営通信のジャーナリストに漏らした。その後ダーッと広がって、ロイターやBBCなどがそのニュースを流したわけなんです。
―――中村先生は「焦るプーチン大統領」とみているといいますが、どういうことですか。
元々、4月に習近平国家主席はプーチンとの首脳会談をやるんじゃないかと言われてたんですね。ですから1ヶ月早まっているわけなんですね。その焦りっていうのは、やはり欧米からウクライナへの軍事支援が本格化して、今でさえどんどんどん消耗戦になっているところで、プーチン大統領も相当焦ってきてるということです。
ちょっとみてもらいたいものがあります。こちらは今年の「プーチン大統領のカレンダー」ですが、見えますか、これ。














