コリアタウンの人たちも応援「私もキムチ部の親と考えて」

 キムチ部の活動は“漬ける”だけではありません。学校近くのスーパーに来ていたのも活動の一環です。市販のキムチを食べ比べ、味の研究をすることもキムチづくりには欠かせません。
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 (栗川くん)「リンゴっぽい甘さがあったくない?」
 (柳原くん)「コクがあるよな」
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 取材した日、部員らがやってきていたのは大阪コリアタウン。キムチを扱う店が20軒ほどありますが、目的は買うことではなく、自分たちのキムチをプロに食べてもらいアドバイスをもらうためです。

 (部員)「白菜とヤマイモのキムチを持ってきたんで、食べてもらうことはできますか」
 (店の人)「おいしくなってる。前より数段。十分、これでも。白菜がちょっと柔らかすぎるんやわ。塩のやり方をもうちょっと考えたらええと思う」
 (部員)「わかりました」
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 コリアタウンの人々にとってもキムチ部は特別な存在のようです。

 (キムチ店の人)
 「え、こんなんできるの!と思って。私もキムチ部の親と考えて。(Q我が子のような?)そうですそうです。うれしかったですよ」
 「何にしても興味好奇心を持つのはいいことやと思うから。自分の教えられる範囲はできるだけ教えるようにしている。かわいらしい」