処理水認知度、福島と全国で大きな差
政府が実施した処理水についての意識調査の結果です。去年12月から全国の3600人を対象に調査を行いました。その結果、政府が処理水に関するテレビコマーシャルなどの広報を行う前は、処理水の海洋放出計画に賛成と答えた人の割合は、43.7%で反対は26.7%でした。
広報後は、賛成が2ポイントあまり上昇して46%となり、反対はおよそ3ポイント減少しています。一方、「わからない」と回答した割合に、大きな変化は見られませんでした。

次に、処理水の認知度についてみてみます。全国で処理水を「確かに知っている」または「なんとなく見聞きしたことが」と答えた割合は55%あまりと、半数近くが処理水を知らないという結果でした。
一方、県内の認知度は84%あまりと、全国と福島県内で大きな差があるのが現状です。