東日本大震災の発生から12年となりました。
高校生や被爆者らが被災地に思いを馳せる集会が長崎市で開かれました。
集会は、東日本大震災の翌年から毎年開いていて、今年は、5つの団体から高校生や被爆者らが参加。犠牲者を追悼し被災地への思いを共有しました。
幼かったため、震災当時の記憶がほとんどない高校生たち。高校生平和大使のメンバー5人は、ことし1月、岩手県を訪れ東日本大震災について学びました。

第25代高校生平和大使浜田雅さん(鎮西学院高校2年)
「遠く離れているから、とか、知らなかった、という理由では絶対に済ませてはいけないと思っていて、伝承していくことがすごく一番大切なことだなという風に感じました。」
震災が起きた午後2時46分には黙とうを捧げ、震災を忘れず、伝えていくことを誓っていました。