長崎市の活水女子大学で11日卒業式が行われました。

卒業を迎えたのは、4つの学部の288人です。3年ぶりに、保護者1人の出席が認められた他、マスクは、歌唱時のみ着用で、その他は個人の判断となりましたが、ほとんどの学生がマスク姿のまま臨んでいました。

活水伝統の「魂譲(たまゆず)り」です。卒業生の思いが2色のリボンに込められ在校生に受け継がれます。


卒業生代表中村希美さん(看護学部)

「実習前は、特に制限が厳しく、アルバイトや県外移動、家族以外との食事の禁止と、いつまでも息抜きができない状態でした。皆で励まし合い、乗り越えてきた経験は、私の中で、またプラスにつながっていくと思います。」

新型コロナに楽しみを奪われ、我慢を強いられながらも、夢に向かって学んだかけがえのない日々。この経験が必ず糧になると信じて歩みだします。

国際文化学部英語学科山口未侑さん(県内の中学で英語教師に)

「自分の夢を叶えることができました。中学校で先生をさせて頂きます。何でも親身になって相談できるような先生になっていきたいと思います。」