”膨大な”実験データの収集・解析も欠かせない

 取材した日、空を安全に飛ぶために欠かせないデータ収集を行なっていました。人工的に風を発生させて空を飛んでいる状況を再現する風洞実験。機体にかかる風圧や風の流れを計測します。

 【実験の様子】
 「風速20m/sいきます」
 「19.8、19.9、20.2、20.3」
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 (森本高広さん)
 「さっきとったデータなんですけれども、これをちゃんと保存して解析をしていかないといけないので。(実験が)終わった後からが勝負かもしれない」

 どのような気象条件でも安定した飛行ができる。そうした機体を目指し、地道な作業が続きます。