最高に丁度いい『航続距離1000km』
世界中で開発されている空飛ぶクルマは、航続距離300kmまでの短距離が主流です。一方、森本さんたちの機体は、それとは一線を画しています。
(森本高広さん)
「これがうちの機体の強みを表しています。『最高に丁度いい(航続距離)1000km 最速の移動手段』ということで。飛ぶスピードは時速650km、ヘリコプターの2~3倍くらいのスピード」
航続距離を長くするために電気モーターではなく、エンジンを採用。高速で飛行できるため東京-大阪間をわずか1時間で結びます。
当初の試作機は2つの翼と4つのプロペラを搭載していましたが、コストを下げて普及しやすくするために現在の形状になりました。名前は英語で「stork」。幸運を運ぶ「コウノトリ」の意味です。