姫新線の一部区間のみ赤字と名指しされ…町長怒り

 今回のJRの発表に対しては、町長も怒りを募らせています。

 (佐用町 庵逧典章町長)
 「(姫新線は)この10年間くらいで90万人くらい増えているんですよね。本当にずっと右肩上がりで乗客が増えてきた」
 

 姫新線利用促進・活性化同盟会によると、JR姫新線の姫路-上月間では、沿線の自治体の取り組みで、2009年度には238万人だった乗客数がコロナ前の2019年度には322万人にまで増加しています。

  しかし、今回の発表では、播磨新宮-上月間だけが赤字路線とされました。

 (佐用町 庵逧典章町長)
 「利用者が少ないところだけを取り上げて赤字路線という発表の仕方をされましたのでね。そういう部分を切り取って廃線にしていくのか、そういう意図が感じられまして、非常に危機感を感じている」