いよいよ、3月8日開幕を迎えたWBCワールドベースボールクラシック、日本の初戦は9日です。静岡県内でも盛り上がる侍ジャパンへの応援。野球の人気回復に向けた起爆剤になることも期待されています。
<山本太朗記者>
「静岡市内のスポーツショップに来ています。こちらのお店では、2月25日から特設コーナーを設けて、ユニフォームやTシャツなどを販売していますが、販売してから2日間で、およそ商品の7割が売れたということです」
静岡市葵区のスポーツ用品専門店では、ユニフォームやTシャツなど約50枚を仕入れましたが、販売から一週間でほぼ完売しました。
<スポーピア シラトリ静岡ジャンボ店 松田智弘主任>
Q.商品が入ってきてもすぐ売れる?
「たぶん、きょうの夕方にはなくなってしまうと思います」
他店からユニフォームなどを毎日取り寄せて商品を確保している状況で、3月7日も商品の陳列作業に追われていました。
<スポーピア シラトリ 静岡ジャンボ店 松田智弘主任>
「前回のWBCもそうだったが、テレビで活躍をみて、翌年に子どもたちが野球を始めることが多かったので、今回もそれに期待をして野球コーナーの充実を行って、お客様の来店の準備をしていきたい」
今回のWBCは野球人気の回復にもつながることが期待されています。約35人の小学生が所属している服織野球スポーツ少年団です。WBCへの期待の熱は、地元の少年団にも広がっています。
<小学生>
Q.この選手が楽しみとかありますか?
「大谷(翔平)投手、かっこよくピッチングしてもらえるとうれしいです」
「山田哲人選手が好きです」
「村上(宗隆)選手、ホームラン打ってるところ(が見たい)」
静岡県内の少年野球人口は少子化の影響もあり、近年、減少傾向が続いています。WBCでスーパースターが活躍すれば、野球が子どもの憧れになる。そんな期待が膨らみます。
<服織野球スポーツ少年団 監督>
「WBCが成功してくれて、野球っていうのが本当に素晴らしい、見てて楽しいところから盛り上がっていってもらえたらよいなって感じはします」
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