震災の津波で被災した仙台市の震災遺構・荒浜小学校が今年1月、新しい展示を増やしリニューアルしました。震災発生からまもなく12年、風化への懸念が強まるなか荒浜小を通して教訓を伝え続けようとする荒浜の人々の思いとは。

リニューアルされた“震災遺構”荒浜小

「ほら!だんご虫みたいになって教室にいるようにって」

子どもがクイズ感覚で楽しめるこの施設。仙台市若林区にある震災遺構・荒浜小学校です。今年1月、子どもたちが震災についてより学びやすいよう、一部の展示をイラストやアニメーションを中心にしたものにリニューアルしました。

小学2年生:
「わかりやすかった。(ほかの展示は)習ってない漢字がいっぱいあるから…」

兵庫から来た男性:
「アニメーションにしてもらうと、より頭に入りやすい」

この荒浜小で当時の校長がガイドを務めています。