日本酒の魅力を海外の輸入業者に知ってもらい輸出拡大を図ろうと、新潟市西区の新潟大学五十嵐キャンパスで『日本酒の味わい方』に関するセミナーが開催されました。

企業の貿易をサポートする独立行政法人『ジェトロ新潟』が、日本酒の輸出拡大を目指そうとイタリアで酒を輸入している業者の4人を招待しました。
普段はワインやウイスキーなどを主に扱っているそうですが、日本酒を飲むのはこれが初めてだといいます。

日本酒の原材料やつくり方は勿論のこと、作り手の“思い”も学び…、じっくりと香りをかいで、舌の上に日本酒を“のせ”ます。


新潟の6種類の地酒を飲み比べた他、温度による味の違いや、ワイングラスに移し替えた香りや口当たりの違いも楽しんでいました。

【アルベルトさん】「今回の経験ができてすごく嬉しい。5℃は飲みやすいけど香りが消えてしまうと思う。20℃(常温)が一番好き。きょう学んだことをイタリアに帰ってから、同僚や友人や他の人に伝えたい」


4人は3月12日まで日本各地をまわり、日本ワインや焼酎も味わうということです。