先月の打ち上げが直前で中止された日本の新たな主力ロケット「H3」初号機。きょう午前、再挑戦となった打ち上げが行われましたが、打ち上げは失敗しました。
H3初号機は鹿児島県の種子島宇宙センターで午前10時37分に打ち上げられ、機体は上空へと上がっていきました。しかし、JAXAによりますと、2段目エンジンの燃焼が確認されず、ミッション達成の見込みがないとして指令破壊信号が出され、打ち上げは失敗しました。
H3初号機の打ち上げはエンジン開発のトラブルもあって、当初の計画より2年遅れとなり、先月17日の打ち上げも電気系統のトラブルにより、直前で中止されるなどトラブルが続いていました。
衛星打ち上げ受注ビジネスの拡大を目指す日本にとって高い成功率を誇ったH2Aの後継機で、低コスト化を目指したH3の打ち上げ成功は悲願でしたが、大きな痛手を被ったことになります。
JAXAは現在、情報収集をして、今回の失敗の原因を調べていて、午後にも会見を開く予定です。
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