架空請求の詐欺被害を未然に防いだとして、宮崎県三股町のコンビニエンスストアの店長に警察から感謝状が贈られました。
この店長は、おととしも詐欺被害を防いでいました。

感謝状が贈られたのは、セブンイレブン三股樺山店の店長、中山恵美さんです。

警察によりますと、中山さんは、先月17日、70代の女性客が電子マネーの使い方を尋ねてきたため、女性のスマートフォンを確認したところ、SNSで「12億円が当選した」などとメッセージが送られているのを見つけました。

さらに女性は、お金を受け取るための手数料として電子マネーで3000円分を相手に送りたいと話したため、中山さんは女性に詐欺の可能性があると指摘し、警察に通報しました。

(中山恵美さん)
「(電子マネーで)手数料を振り込むことはないので、変だなと思いました。これからも日ごろから気を付けて気配りと目配りをしていきたい」

中山さんは、おととし9月にも店を訪れた高齢者の詐欺被害を防いだとして警察から感謝状が贈られています。