滝山病院に入院していた父親を亡くした男性「(面会して)もうあまりにも辛そうなので、院長の方にも相談して『延命処置はもうやめて、静かに眠っていただいた方がいいのかな』っていう相談もお袋の方からしたんですけど」

2022年1月、父親は亡くなりました。
これは、亡くなったあとに家族が入手した病院のカルテです。家族が延命処置をやめて欲しいとお願いしたあとも、治療は続けられていました。
父親の体には「床ずれ」が。骨が露出するほど重度のものでしたが、亡くなったときに説明はなかったと言います。

滝山病院の院長は、かつて院長をしていた「朝倉病院」で診療報酬を不正に請求し、保険医登録を取り消されていた過去があります。
滝山病院の元看護師は、こう証言します。
滝山病院の元看護師「わずかな血液検査の異常値も『心不全』と診断し、過剰に抗凝固薬を投与する。院長は診療報酬に偏重し、過度な医療提供を行う傾向にある印象です」
――院長の判断をどう感じる?
滝山病院に入院していた父親を亡くした男性「今思うと無理に投薬したり、助かる見込みもないのに治療を無理にしてたのかなと感じます。色々調べたりして、(父を)救えなかったのは本当に申し訳ない。可哀そうなことをしてしまったなと」














