日本で古くから食べられてきたクジラ肉。「学校給食でよく食べた」という世代の方もいるのではないでしょうか。商業捕鯨が再開されて約4年、捕鯨から卸し売りまでを行う、クジラ肉に魅せられた熱血仕掛人を取材しました。
クジラ肉の無人販売所が大阪に!その仕掛け人は?
今年2月16日、大阪駅近くのビルの一角に関西初の無人販売所がオープンしました。その名も「くじらストア」。
(記者リポート)
「クジラのお刺身であったり、ベーコンや竜田揚げといった定番商品が売られています」
冷凍された生肉や、缶詰、レトルトのカレーなど、スーパーでは滅多にお目にかかれないクジラの肉を自動販売機で24時間いつでも買うことができます。
(訪れた人)
「ベーコン切り落とし(を買った)。今日うわさを聞いて勇んでやってきました」
「クジラで育った人間だから珍しいなあと思って。いいんじゃないの」
クジラ型の帽子にクジラが描かれた法被。仕掛け人である「共同船舶」の所英樹社長です。クジラの魅力を広げたいと出店したということですが、そのイチオシは?
(共同船舶 所英樹社長)
「やっぱりあごの部分。肉と脂がまじっているんですけれども、その『鹿の子』という部分が、しゃぶしゃぶでさらさらっとやると非常においしいですよ」