北海道に同名の店が複数…多くがクレーム対応に追われていた

 いったいどういうつもりなのか。取材班はA商店に話を聞くべく北海道札幌市へと飛んだ。調べると、A商店という名前の店は札幌市内に複数存在していた。そのうちの1つを訪ねると、一見普通の個人商店に見える。電話をかけると…。
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 (A商店と同じ名前の店)
 「はい、A商店です。(Qこちらは海産物を取り扱っていますか?)はぁ…それね。何件か問い合わせがあって。(キャンセルの)問い合わせしたけどつながらないとか。うちはもう昔から酒・タバコ・食料品の個人の小売店なので。うちがしているんじゃないの?って思って電話をかけてくる方もいらっしゃって、そういう点では心外だなと思いますね」
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 A商店によく似た名前の鮮魚店でも。

 (A商店と似た名前の鮮魚店)
 「(クレームは)もう去年からだもん。去年の夏からだよ、ずっと。(Qどういう電話が?)怒っている人もいるよ。断っているのに何回も電話がかかってくるから、おたくはそういうことをやってんのかい?と興奮して電話をかけてくるんですよ」
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 多くの店が粗悪な海産物を売りつけられた被害者からのクレーム対応に追われていた。中には苦情の電話が40件かかってきたという店もあった。