スポーツ少年団、「スポ少」に今、異変が起きています。

スポ少の代名詞と言えば少年野球。しかし少子化や競技人口の減少などで、少年野球を巡る環境が変わりつつあり、最低9人のメンバーを確保することもいまや容易ではありません。合併を余儀なくされるチームも増えてきていて、600人規模校でもスポ少野球チームが消滅の危機を迎えています。

鳥取県米子市にある市立住吉小学校。

グラウンドには元気な子どもたちの声が響きます。住吉野球スポーツ少年団の児童たちです。


団員(3年生)

Q野球のどんなところが好き?

「バッティングや守備です。プロ野球選手になりたいです」

キャッチボールやバッティング練習に励む日々。しかし、チームは今、ある問題に直面していると言います。

住吉野球スポーツ少年団 景山徹彦 団長

「現在は選手も7人ということで、チームとして運営できていない状態です。試合に出るのも10人ぐらいは必要なので、募集活動に力を入れているところです」

実は今、住吉小学校のスポ少野球チームは選手が7人。9人に届いておらず、チームは存続の危機に瀕しているのです。

団員(3年生)

「メンバーは7人です。試合ができなくて、人数が少ないなと思います」