「村神様」にピンと来ない若者も多い…
先ほどの日本スポーツ協会のスポーツ少年団登録情報で、鳥取県の「サッカー」の団員数を見てみると、2002年度が216人だったのに対し、2021年度には240人と、少子化が進む中こちらは増えています。
「野球」の人気は下降しているのでしょうか。
例えば昨年末、「ユーキャン新語・流行語大賞」で大賞に選ばれたのは、プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆選手の神がかった活躍を象徴する愛称、「村神様」でしたが、境港市内で聞いてみると…
街の人は
「村神様…聞いたことないです」
「誰が発言した言葉でしたっけ?」
「村神様?知らないです。何の村上さん?」
若い人を中心に、村上選手のことを知らないという人がかなりたくさんいました。
街の人は
「野球を見ないので…」
「人口の何パーセントが野球って興味あるんだろうねって話してました。確かに分からない人は多いだろうなって思いました」

バッティングセンターも、少年野球人口の減少は肌で感じると言います。
皆生バッティングセンター 松本至弘さん
「日曜日とか祭日の午前中早くに少年野球のチームが来られたりとかしていましたが、最近そう言いますと、そういう光景が少なくなったかなと思います」
このバッティングセンターでは、10年前と比べると、訪れる客が2割ほど減少しました。