もうすぐ3月。卒業シーズンがやってきます。
山形市の小学校できょう(24日)、在校生が卒業生に手作りのプレゼントを贈りました。

児童たちが1輪ずつ選んでいるのはカーネーションです。
山形市の金井小学校では地域の農業や花に親しんでもらおうと毎年、地元で育てられた花を使って卒業生へのプレゼントを作っています。
今年は4年生が一輪花づくりに挑戦です!
JAやまがた青年部東金井支部・安達峻祐さん「この袋に入るくらいの長さに切ってください」

作り方を教えるのは生産者であるJAやまがた青年部東金井支部のみなさんです。
安達峻祐さん「こうやってお花に触れる機会はそんなにないと思うので、手に取って色んなことを感じてもらえれば」
こちらのクラスでは事前にカーネーションの花言葉を勉強していたそうで…
児童「ピンクは感謝!!色々教えてくれたからありがとうって気持ち」

メッセージも添えて思いの込もったプレゼントが完成しました。
児童(Q出来栄えは?)「100点!」
児童「『前に進め』と書きました。卒業しても前向きに進んでほしいなと思ったからです」

作ったあとはオンラインで卒業生を送る会が開かれ、4年生から6年生へ花のプレゼントが贈られました。
4年生の児童「中学生になっても輝き続けてください」
6年生の児童は「ありがとうございます」

6年生の児童「すごくきれいですね。がんばって一生懸命作ってくれたんだなということがすごく伝わってきます」

6年生の児童「僕たちのために作ってくれたと思うと感動の気持ちが溢れそうです」

色とりどりの花が卒業生の新しい門出を祝いました。