ロシアのウクライナ軍事侵攻から2月24日で1年。
しかし、ロシアは攻撃の矛を収めず事態はますます深刻化しています。
出入国残留管理庁によると、2月15日現在石川県内に滞在するウクライナからの避難民は18人です。
今回そのうちの1人、金沢で避難生活を続ける女性を取材しました。ウクライナの現状や避難民の暮らしを知ってほしいと撮影に応じてくれました。
故郷を離れる苦渋の決断、この1年間をどんな思いで過ごしてきたのでしょうか。
去年4月、ウクライナから金沢に避難してきたのはオレナ・ミロツスカさん(59)です。

金沢市内のホテルで働きながら、ボランティアの好意で提供したアパートで一人暮らしをしています。
料理が好きなオレナさん、自慢のウクライナ料理、「ボルシチ」を作って取材班を迎えてくれました。

◆オレナ・ミロツスカさん「日本に来たときに、まるで自分は根っこを引き抜かれてしまった木のような気持ちでした。心の中から叫んでいるような気持ちです」
ウクライナの住まいは戦闘で破壊されました。