山形県鶴岡市に事業所を置く企業が、きょう(21日)、市内の中学校で出前授業を行いました。

鶴岡市立第二中学校で授業を行ったのは、市内に事業所を置くオリエンタルモーターです。

先生は全員、生徒たちに近い、20代前半の若手社員。

教える社員「これはみんなも授業で習ったフレミング左手の法則です」

オリエンタルモーターでは、若手社員のコミュニケーション能力アップと、中学生に「ものづくり」の楽しさを伝え、将来への「ワクワク」を思い描いてもらおうと、この取り組みを行っています。

電気の力を運動の力に変えるモーター。

中学2年生の生徒たちは、ちょうど電気と磁力の関係を学んだところで、きょうの実験を通してよりモーターの仕組みに興味を持ったようでした。

オリエンタルモーター高橋悠馬さん「この中に小さなコンピューターのようなものが入っていてさっきの手の動きを再現している」

生徒「授業のちょっとしか分からないところをもっと深くまで知られてよかった」

テーマはモーターの仕組みだけではありません。年が近いこともあり、和気あいあいと授業は進んでいき・・・

生徒「告るんですか?」
社員「告る?それはどうだろうね?」
(Q授業と先生の恋愛事情どっちが気になりますか?)
生徒「恋愛事情です!」

オリエンタルモーター高橋悠馬さん「一方通行の会話になるかなと思ったんですけれどキャッチボールをしながら質問が返ってきたり実感はありました」

社員と生徒、お互いに学びの多い特別授業になったようでした。