大石 長崎県知事が初当選して20日で1年です。
県議会では来年度の当初予算案を審議する2月の定例会が20日 開会し『こども施策』を最重要テーマに、総額7,515億円の予算案が提案されました。

県の来年度の一般会計当初予算案は、今年度より5億円多い、総額7,515億円となっています。
『子ども施策』を最重要テーマに位置づけた大石知事。
“高校生世代への医療費助成”に3億5,500万円をはじめ、”出産や子育て支援”など30の事業に総額13億円を計上しています。

大石賢吾 長崎県知事:
「若者や女性、子育て世代等から選ばれる、魅力ある長崎県の実現を目指し、本県の最重要課題である人口減少の抑制にもつなげてまいります」
また、今年度の補正予算として、18歳以下の子どもに 1人あたり10キロ相当のお米券を配布する費用など、46億4,300万円も合わせて提案されました。
定例県議会は来月17日まで開かれます。
県の最重要テーマ「こども施策」に関する予算案

● 県内すべての高校生世代に医療費の一部を助成する制度…3億5,500万円
● 不妊治療にかかる費用の一部を支援する事業…1,400万円
● 男性の育児休業の取得を進めるためアドバイザー派遣などの事業…1,100万円
● 離島 半島の遠隔授業配信センターの開設準備…2,600万円など
合わせて30の事業に13億円が盛り込まれています。