西九州新幹線沿線の味覚を車窓の風景とともに楽しんでもらおうと、長崎県諫早市の高校生が考案した “かまぼこ”が商品化されました。

車内で手軽に食べやすいスティック状のかまぼこ!

練り込まれているのは沿線のまちの特産品──
諫早のジャガイモに
大村のニンジン
彼杵のお茶!
1本に丸ごと詰めこみました。

JR長崎駅 山下 和久副駅長:
「お茶の風味がする」「すごく食べやすいと思う」

「かもめかまぼこ」を作ったのは諫早農業高校・食品科学部です。

新幹線で長崎の特産品を気軽に食べられることをテーマに募集された『ワンハンドフードコンテスト』で入選したメニューの1つで、雲仙市にある みゆき蒲鉾本舗からの提案を受け、商品化が実現しました。

みゆき蒲鉾本舗 久山 つや子会長:
「若い人の発想ってすごいですよね。若い人のために(今回の商品化が)少しでも印象に残ったことがあればよかったなと本当思っています」

諫早農業高校 平野 仁那さん:
「もともとそのぎ茶を使った商品を考えていたんですけどかまぼこを使ったらもっと長崎らしい商品ができるんじゃないかなと思った」
「長崎に観光に来られた方にも買ってもらって長崎をもっと盛り上げていけたらいいなと思っています」
商品化を記念して20日は『ふたつ星4047』の乗客にも配られた『かもめかまぼこ』

価格は2本入り330円で、20日からJR長崎駅のかもめ市場などで買うことができます。