夢に向かって頑張る子どもたちを応援するSBCのこども未来プロジェクト。

今回はサッカーで全国優勝の強豪校に進学を決めた女子中学生です。

寒空の下、サッカーボールを器用に操るのは、長野市の三陽中学校に通う小林凜(こばやし・りん)さん15歳。

4歳からサッカーを始め、現在は若手選手育成のためのスクール「AC長野パルセイロシュヴェスター」に所属しています。

去年8月に行われた北信越国体・少年女子の部に県代表として出場し、チームは準優勝を果たしました。

(小林さん)「レベルも高くていまの自分の力だとまだまだだなって思ったけど、その中でもちょっとはやれるのかなって思いました」

練習では積極的に声を出して場を盛り上げ、チームをまとめます。

小林さんはこの春、今年の全日本高校女子サッカー選手権で優勝した強豪校、静岡県の藤枝順心(ふじえだじゅんしん)高校に進学します。

(小林さん)「まずは藤枝順心に入って1軍に入ること、入ってスタメンに選ばれて日本一になることが目標」

全国から集まる実力者にも負けず、高校でさらに力をつけ、将来はプロとして活躍したいと話します。

(小林さん)「またパルセイロに戻ってきて、レディースでプレーしたいと思っています」

「プロ」という大きな夢をかなえるため、きょうも練習に励みます。